【元葬儀屋】化け猫を祀る猫寺

応援に出た帰り、自宅葬用の祭壇を積んだトラックで山道を走っていた。

ガシュっ

俺(やべっタヌキかイタチか?)
後続や対向車も無いので轢いたであろう左前輪を見に降りた。
明らかに轢いた感覚があったのにいくら見ても血の跡一つ着いていない。
俺(っかしいなー?後ろに飛んだか?)
立木が邪魔だったのでフロント側から右に廻り、後ろを見ようとした。

いない。

⁇⁇

俺(疲れてんのかな~早く帰って寝よ)
と思い、運転席に上がろうとした瞬間

 

 

ステップの上に見たことないくらいデカイ白猫の生首がコッチを見ていた。
向いてたんじゃない。睨んでた。

俺「ひっ⁈」

余りの事に金縛りにあってしまい変な汗が首筋を伝う…。
変に汗が気になって意識がそれた瞬間、生首は消えていた。
俺「なんだったんだ?」
幻覚にしてはリアルすぎるだろ…。

キターーーーーーーーーッ!!!!

怖くなって急いで車を出して逃げる様に帰った。
勿論運転席も隈無く調べてからだが。

会館に帰り着いてから古株の職員に顛末を話すと
古株「あの道、一本脇道あるやろ、あの先な、猫寺あんのん知らんのか?」
俺「猫寺?不勉強ですいません、知らないです」
古株「あそこはな、昔から化け猫を祀る変な風習があってネコツキいうのがあるんや」
俺「もしかして俺、ヤバイすかwww」
古株「さぁな、日々の猫への行い次第ちゃうかwww」
俺「マジか…」

それからはどうと言う事もなく過ごしていられるのも元来の猫好きに2ちゃんの猫愛がおれを守ってくれてるのかも。

追伸
同じ現象をみた葬儀関係の景品屋がその坂で単独事故を起こして生死の境を彷徨う事になったのは別の話だ。

 

 

本当に体験したガチオカルト体験

 

 

水小寺僧堂

夜中にある集落まで病院から御遺体を搬送した時の話。帰りに寝台車を走らせているともう一本遺体引取りが入ったとの事で急いで帰らねばならなくなった。

俺(嫌だな~。でも間に合わないしな、仕方ない)

何が嫌かというと、山を越えるのが嫌だったんだ。